冷蔵庫を掃除する事で、消臭効果以外にも寿命を延ばす事につながる。
主婦
冷蔵庫の運搬前に掃除したいんだけど、どうやってやるの?
アシスタント
冷蔵庫の掃除はやらない方も多く分かりにくいですね。運搬前は綺麗に掃除するチャンスなので方法を解説していきます。
冷蔵庫を綺麗に掃除する方法
運搬後も、食品を衛生的に保つために3ヶ月に1度は徹底的に冷蔵庫を掃除されることを推奨します。
掃除に必要な道具を準備する
まずは、冷蔵庫の掃除に必要な道具をチェックしましょう。
- 台所用中性洗剤
- マイクロファーバータオル(または柔らかい布)
- ぬるま湯
- クーラーボックス
アシスタント
台所用中性洗剤とは食器を洗う時に使用する洗剤の事です。
一例をあげると、
- ライオンのマジカ
- 花王のキュキュット
- P&Gのジョイ
- サラヤのヤシノミ洗剤
などがあります。
アシスタント
また、マイクロファイバータオルは汚れを落としやすく、プラスティックの表面を傷つけにくいメリットがあります。
吸水性や速乾性が高く、1枚あると何度も使えますし、100均でも販売されていますのでぜひご購入下さい。
中身を出して冷蔵庫の電源を切る
冷蔵庫を掃除する時には安全のことも考えて電源プラグを抜くのが基本です。
肉や魚、卵などの傷みやすいものはクーラーボックス等を用意し、ビニール袋に氷を入れて、食材と共に保冷しておきます。(関連:冷蔵庫運搬前の中身の処分方法)
取り外せるパーツは取り外して洗浄
卵を入れるポケットや棚などの外せるパーツは外して、ぬるま湯や中性洗剤を使って綺麗に洗っていきます。
- トレイ
- ドア棚
- 冷凍室内のクリアケース
- 製氷皿
のパーツは取り外しが可能ですので、ぬるま湯で水洗いをし、乾拭きをして乾かしてから元に戻します。
(汚れがひどい場合は中性洗剤を水で薄めて洗って下さい。)
アシスタント
水分が残ったまま戻すと冷蔵庫の故障につながりますので、必ず水気を取ってください。
取り外しが難しい場合は、破損防止のため、説明書を読むもしくは無理に外さない等の対処が必要です。
庫内の掃除方法
取り外せない部品や庫内の壁は、ぬるま湯をタオルに付けて固く絞った後に拭いてから乾拭きをします。
アシスタント
汚れが落ちにくい箇所は、薄めた台所用中性洗剤を利用しましょう。
水滴が冷蔵庫の部品のすき間に入ると故障の原因になりますので、必ずタオルは固く絞ってください。
冷蔵庫の掃除時に重曹やアルコール等を使うと、プラスティック部分の破損につながるため、メーカーでも利用は非推奨としています。
基本的に、冷蔵庫の汚れはぬるま湯で落とすという事を念頭に入れておきましょう。
次に、ドアパッキンに付いた汚れもぬるま湯で絞ったタオルで拭いた後に綺麗に乾拭きして下さい。
アシスタント
ドアパッキンに汚れが残ったままだと、ゴムの劣化による冷気の漏れやカビが発生するので、念入りに掃除をしておきましょう。
天井部分や冷蔵庫の下
天井部分はほこりが貯まりやすいので、ノンアルコールタイプの除菌シートで軽くほこりを取り、ぬるま湯を固く絞ったタオルで拭いてから乾拭きをしましょう。
また、中身を取り出し後に、軽くなった冷蔵庫を動かして下の部分のほこりや液だれを掃除してしまいましょう。
アシスタント
冷蔵庫は天井部分や背面・側面で放熱をしているので、ほこりを取り除くことは節電につながります。
冷蔵庫を掃除する頻度は?
下部のほこり掃除については年に1回くらいで十分ですが、庫内や天井の掃除は3ヶ月に1度など定期的に行っていくことが大切です。
冷蔵庫を掃除するメリットは?
定期的に掃除をすることで、消臭効果や細菌の増殖を防ぐだけでなく、冷蔵庫内部の機器が効率的に作動し冷却効率が良くなるので、節電効果や寿命を伸ばすことができるという事になります。
まとめ
冷蔵庫の掃除方法をまとめると、
- 中身を空にして電源を落とす。
- 使用する道具は、ぬるま湯とマイクロファイバータオルが基本
- 汚れのひどい場所だけ薄めた中性洗剤を利用する(重曹やアルコールは使わない)
- 外したパーツや庫内の拭き掃除時には、水滴を必ず取るようにする
- 冷蔵庫の下のほこり取りは1年に1度、庫内は出来るなら3か月に1度は行う。
アシスタント
中身を出して徹底的に掃除をするのは中々難しいので、日ごろからこまめに汚れを取るようにしておきましょう。