運搬後に急に冷えなくなった場合は?

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なんで冷えないの!?移動が原因なの?

 

運搬後に急に冷蔵庫が冷えなくなったという場合、一番最初に考えられる原因は冷却不足です。

 

 

一度電源を抜いた冷蔵庫が冷却機能を取り戻すまでには長い時間が必要となり、特に夏場の場合には冷蔵庫が十分に冷えるまでに約12時間を要します。

 

 

まずは焦らずに、目安となる時間が経過するまで電源を付けたまま待ちましょう。

 

 

それでも冷えないという場合に考えられるのは、十分に放熱ができていないという問題です。

 

 

冷蔵庫は、外部に熱を放出することによって庫内を冷やすための機能を維持します。

 

そのため、放熱が上手くできていないと、冷やすことができなくなってしまいます。

 

冷蔵庫の設置場所を見直し、壁や天井に近付きすぎている場合には、若干隙間を空けるように配置をし直して下さい。

 

 

 

それでも問題が解決しない場合には、残念ながら故障の可能性を考えねばなりません。

 

 

運ぶ直前まで正常に稼働していたということであれば、突然寿命を迎えてしまったということは現実的に考えられません。

 

 

搬出入時や運送途中に何らかの衝撃が加わり、ダメージを受けたということを疑いましょう。

 

 

このケースで起こり得る故障として可能性が最も高いのはガス漏れです。

 

冷蔵庫に対して外部からの強い圧力が加わると、冷蔵庫から冷媒ガスが漏れ出してしまうことがあります。

 

 

ガス漏れが起きているかどうかを確認する方法は簡単で、冷蔵庫の側面に耳を押し当て、水が流れるような音が聞こえる場合は正常、聞こえない場合はガス漏れの可能性が強まります。

 

 

ガス漏れを起こした冷蔵庫は修理することができますが、費用は高額で、7~8万円ほどが相場となっています。

 

 

また、水が流れる音ばかりか、機械が動く音すら聞こえないという場合には、コンプレッサーが故障している可能性が高いでしょう。

 

コンプレッサーの交換にも5万円以上の修理代金がかかることが一般的です。

 

 

明らかに運送途中の事故が原因で冷蔵庫が故障したということであれば、事前の契約に基づいて補償を受けられる可能性が出てきます。

 

 

運送または、引越し業者と契約を結び、業者の手で冷蔵庫を運んでもらったということであれば、利用した業者に相談を行い、詳しい事情を伝えることをお勧めします。

 

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