運賃を安くする混載便のメリットとデメリット
冷蔵庫の運搬をする際には、輸送方法を変更するだけで格安に運べるケースも御座います。
ここでは、混載便という方法を見ていきましょう。
これは、同じ方面への引越しを行う人と同じトラックを利用し、目的地まで自分の荷物と別の人の荷物を一緒に運んでもらうサービスのことを混載便と言います。
例えば、飛行機の搭乗前に荷物を預けて、まとめて行き先に運ぶことを想像すると分かりやすいのではないでしょうか。
この混載便は、引越し業者や運送業者によって提供されており、業者の立場としては輸送費や人件費を削減できるため、貸し切りにして引越しを行うチャーター便よりも安く利用できることが最大のメリットです。
具体的な金額としては、チャーター便と比較しておよそ3割から5割程度安く利用できるというのが混載便の料金の相場になっています。
例えば、東京大阪間の引越しを3人家族で行う場合、通常の料金では20万円前後が目安となりますが、混載便を利用することができれば10~13万円ほどで引越しできる可能性があります。
(アリさんマークの引越し社で2人分の荷物が東京→大阪間で15万から混載便の利用で7万まで下がった体験談もあります。)
しかし、混載便のデメリットは、自分の都合通りに引越しできる可能性が低くなるという点にあります。
混載便は乗り合う相手が見つからなければ利用することができませんから、同じ方面への引越しを予定する人が他に一人も現れなかった場合には、混載便の利用そのものができません。
乗り合う相手が見つかったとしても、思い通りの時間に引越しが完了しにくいということもデメリットです。
相手の荷物の積み込み作業に予想以上の時間がかかると出発が遅れることがあり、搬入の時間が二番目になってしまうと、引越しが完了する時間が夜間になってしまう可能性もあります。
また、自分の荷物が相手の家に届いてしまうという問題も稀に起こります。
問い合わせを行うことはできますが、相手に「そんな荷物は届いていない」と言われてしまったとすれば、荷物が手元に戻ってくる確率は残念ながら低いと言わざるを得ません。
最後に、こちらの混載便のサービスを提供している大手引越し業者として、サカイ引越センターとアリさんマークの引越社をご紹介します。
サカイ引越センターでは「ご一緒コース」という混載便のサービスを提供しており、到着日時を指定するだけで混載便を利用することが可能です。
アリさんマークの引越社は変則的な混載便サービスを提供しており、最寄りの貨物駅から引越し先の貨物駅までJRの貨物列車やコンテナを利用して荷物を運び、最後はトラックに積み替えて新居まで運搬するというプラン内容になっています。
色々と述べましたが、どの業者でも対応できるかどうかは日時や荷物のサイズによって異なります。
どこが一番安いのかを調べるためにはトップページを参照して下さい。