冷蔵庫だけを運んでもらう場合でも保険の確認は必須です。
冷蔵庫の運搬をどこの業者に依頼する場合でも保険の確認は契約時に行う事が大切です。
ほとんどの運送業者は、預かった荷物を運搬中に荷物を紛失したり損傷を与えたりしてしまった時に賠償責任を負うために、運送業者貨物賠償責任保険に加入しています。
この保険に入っている業者に荷物の運搬を依頼すれば、荷物の持ち主個人が支払いをしなくても自動的に荷物に保険がかけられるようになっています。
そのため、格安の運送業者などにこだわりすぎず、まずはその運送業者がきちんと保険に加入しているかどうかを確認することが大切です。
この運送業者貨物賠償責任保険には、いくつもの種類や規定があります。
たとえば、火災、爆発、運搬中の事故、沈没、盗難、紛失などについて補償をするものや、もっと幅広くほぼすべての事象に対して補償するものなど、様々です。
内容について運送業者に詳しく問い合わせておけば、大切な荷物にもしものことがあった場合でも安心です。
ただ、これらの保険対象外になってしまうケースもあります。
基本的には、骨とう品、美術品、ピアノ、動植物などは、運送業者貨物賠償責任保険の対象外となっています。
これらの物を運搬してもらう場合には、何かトラブルがあっても補償をしてもらうことができないため、個人で保険に入っておくことをおすすめします。
多くの運送会社は損害保険会社と契約を結んでいるため、自分で保険を探さなくても適切な保険を紹介してもらうことが可能です。
大切な荷物がある場合は、まずは運送会社に相談してみましょう。
業者や保険の種類にもよりますが、多くの場合、総額1000万円前後を限度としており、荷物ひとつに対して30万円までの補償をしている運送会社が多いです。
運搬中に業者によって荷物が破損したり紛失したりしたことがきちんと認めてもらえれば、ほとんどの場合はスムーズに相応の補償をしてもらえます。
冷蔵庫の運搬後に冷えないとならないためにも、事前に写真を取っておき、外損が無いかを確認する事が重要です。
また、メーカ保証は対象外となってしまう為、業者との直談判で解決するしかなくなります。