冷蔵庫の設置場所の確認と地震対策について
冷蔵庫の設置場所によって冷蔵庫の寿命や使いやすさがガラリと変わってしまうものです。
冷蔵庫は必ず調理場となる台所に設置すると考えられますが、
冷蔵庫を設置しようとしている箇所のすぐ隣に壁などはありませんか?
壁からの間隔としては最低でも5cmの隙間は必ず開けておきましょう。
また、冷蔵庫の上部からは常に熱が発生しますので、
効率よく放熱させる為にも冷蔵庫の上部は解放されていることが望ましいです。
熱が籠ってしまうような環境に冷蔵庫を設置しますと、
消費電力の増加、そして冷蔵庫の老朽化の加速に繋がります。
また、冷蔵庫の扉の開閉向きは右でしょうか?左でしょうか?はたまた両方開けることの可能なフレンチ式でしょうか?
例えば冷蔵庫が右に向かって開くタイプで、設置場所が台所の入口付近だったとします。
台所の入口が冷蔵庫の正面に立って左側なら、開いたときに扉が台所の通路の邪魔になってしまうかもしれません。
こういった時には台所の隅に設置をすることで、道の妨げになることはなくなります。
もう一点、日本は地震大国です。
万が一大きな震災が発生した時、大きな冷蔵庫が倒れてきたら人間は一溜まりもありません。
そこで引っ越しをした際には必ずやってもらいたい震災対策をご紹介します。
中には突っ張り棒を使って既に地震対策はしているという方もいらっしゃると思いますが、大きな地震に突っ張り棒はあまり役には立ちません。
ですの冷蔵庫には転倒防止用のフックや、冷蔵庫専用のストッパーを使用しましょう。
粘着性のあるシートを敷くという方法もありますが、冷蔵庫は軽くはないため設置が難しいのでお勧めしません。