コンテナ便の料金相場やメリットやデメリット

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長距離引っ越しには格安な運搬方法がコンテナ便

主婦の質問

主婦

冷蔵庫の運搬だけにコンテナ便って利用できるの?安くなるの?

 

スタッフの回答

アシスタント

冷蔵庫の単品輸送にコンテナ便一つを借り切るのは割高になります。

もしも、冷蔵庫だけの運搬なら、混載便を利用した方が良いです。(関連:混載便

 

コンテナ便とは、長距離の引越しを格安でしたい方に向けてのサービスです。

 

しかし、利用する場合、デメリットとなる不安点もあるのでメリットと併せて、どちらを取るか検討して下さい。

 

 

コンテナ便の料金相場は?トラック引っ越し費用と比較

 

主婦の質問

主婦

コンテナ便だといくら安くなるの?相場は?

 

スタッフの回答

アシスタント

コンテナ便だと通常のトラック貸し切り引越しよりも3分の1~半値程度まで減額することも可能です。

 

料金の相場は、おおよそですが、下記の計算方法から参照出来ます。

 

引越し料金は、

  1. 荷物の量(利用するトラックの大きさ)と移動距離=基礎運賃
  2. 作業人数×人件費=実費
  3. 家電の取り付けや梱包・養生費=オプション費

の3つで計算されますが、ここでは基礎運賃だけで比較します。

 

ヒント利用するトラックは2t(家族2人~3人分)とし、利用するコンテナは同じ荷物量が載る5tフィート、距離は東京⇒大阪間500㎞で比較します。

 

貸し切りトラックの引越し基礎運賃:93,620円

 

(内訳:2tトラック200㎞まで51,920円+200㎞から500㎞まで41,700円(20㎞につき2,780円×15)=93,620円)

 

参照:全国物流ネットワーク協会の引越し運賃より算出

 

コンテナ輸送の基礎運賃:55,310円

 

(内訳:コンテナ基本運賃33,190円(1tにつき6,638円×5t)+22,120円(集荷11,060円+配送費11,060円、家から駅まで10㎞以内と仮定)=55,310円

 

参照:JR貨物基本運賃より算出

 

 

スタッフの回答

アシスタント

基礎運賃だけで比較すると、93,620円-55,310円=38,310円もコンテナ便だと安くなる事が分かります。

(基礎運賃に加えて、作業スタッフの人件費やその他オプション費が必要です。また、あくまでも参照サイト掲載の金額での計算になりますので、実際に依頼する業者により料金は異なります。)

 

ヒントちなみに同条件(2人家族東京から大阪間)で引越し侍の過去料金相場をシミュレーションすると、およそ17万円になりました。(実費・オプション費込みの11月平均価格)

 

コンテナ便のメリット

 

主婦の質問

主婦

コンテナ便を使うメリットは何ですか?

 

スタッフの回答

アシスタント

コンテナ便の主なメリットを上げると、

  • 費用が安くかつ定額な点
  • 時間に正確
  • 一時預かりも利用できる
  • 環境にやさしい

 

費用がトラック輸送より安くなる、いつでも定額

 

相場で記した通り、長距離の引越しだとトラック輸送よりコストが安くなるのが一番のメリットです。

 

また、引越し業者のように引越し繁忙期には1.5倍から3倍まで値上げという仕組みが無く、JRのコンテナ運賃はいつでも時期に関係なく定額なのもメリットです。

 

スタッフの回答

アシスタント

ただし、自宅から駅までの発送料と駅から新居先までの到着料は利用する配送業者によって異なる場合があります。

(JR鉄道が直接荷物を取りに来てくれる訳では無く、JR提携業者もしくはご自身で業者の手配をしなければいけません。)

 

 

鉄道輸送なので時間に正確

 

日本の鉄道は時間に正確かつコンテナ輸送は24時間体制で運航しているため、長距離でも迅速に運べます。

 

スタッフの回答

アシスタント

東京→大阪間であれば6時間、北海道から九州の距離も鉄道なら37時間で輸送が可能なため、急な引越しにも対応できるのはメリットです。

 

最大10日間の一時預かりも無料でご利用が可能

 

どうしても荷物の搬出入が合わないケースなどでも、JR駅構内で荷物の一時預かりも最大で10日間無料でご利用できます。

 

 

スタッフの回答

アシスタント

例えば、賃貸物件などの条件で退去日が近く、旧居先の荷物は早く搬出しなければいけないが、新居先の入居には時間がかかるケースなどには便利なサービスです。

 

トラックより環境にやさしくエコ

 

国土交通省によると、二酸化炭素の排出量がトラックに比べて鉄道の方が11分の1も削減出来るためエコにつながります。
(単位が分かりにくいですが、トラックは216g-CO₂/㌧kmに対し、鉄道は20g-CO₂/㌧kmの排気量で済みます。)

 

スタッフの回答

アシスタント

自動車から列車の利用に変えるだけで、CO2が削減できSDGsにも貢献できるメリットがあります。

 

参照:国土交通省(運輸部門における二酸化炭素排出量)

 

コンテナ便のデメリット

主婦の質問

主婦

コンテナ便のデメリットは何がありますか?

 

スタッフの回答

アシスタント

コンテナ便のデメリットは主に3つです。

  • 長距離じゃないと利用できない。
  • 荷物の到着に時間がかかる。
  • 積み替えが多くなるので荷物の紛失・破損リスクが上がる。

 

500㎞以上の距離が無いと利用できない

 

コンテナ便はトラックの長距離輸送コストを下げるサービスのため、近距離で列車輸送してもコストは下がらず、むしろ上がってしまいます。

 

スタッフの回答

アシスタント

ですので、ある程度長距離の500㎞以上(東京→大阪間で500km)の引越しの場合のみ利用できる業者が多いです。

 

直通トラックでは無いので、荷物が届くまで日数がかかる

 

コンテナ便は時間には正確ですが、荷物が発送当日に届くのではなく、3日からと日をまたいで到着するデメリットがあります。
(東京から北海道など距離が1000㎞を超えてくると到着に1週間かかるケースもあります。)

 

反対にチャータートラック便であれば、直通のため当日もしくは翌日に届きます。
(引越し繁忙期になると、東京⇒大阪間の500㎞程度でも到着が翌日になるケースもあります。)

 

スタッフの回答

アシスタント

つまり、コンテナ便はすぐに荷物が届く訳では無いので、届かない期間はホテル暮らしをするか、生活必需品だけを新居先に運んでやり過ごす必要があるのもデメリットです。

 

積み替えが多くなるので破損や紛失の危険性が上がる

 

トラックチャーター便であれば、旧居先でトラックに積んでそのまま新居先まで行くので、荷物の積み替え作業はありません。
(積み込み1回のみ。)

 

しかし、コンテナ便だと、駅でトラックから列車へのコンテナ積み替えと積み下ろしが必要になります。

 

ヒント積み替え作業が増えれば、作業中に荷物の破損や紛失する危険性が上がるデメリットがあります。

 

スタッフの回答

アシスタント

コンテナ便に限らずですが、引越し業者を利用する場合は、運送保険に加入済みの業者、または引越し保険に加入できるのみを利用して下さい。

ヒント保険の正式名称

  • 運送業者貨物賠償責任保険(運送業者が加入する保険ですが強制保険では無いので注意が必要です。)
  • 引越荷物運送保険(お客様が引越し時に掛ける保険で1,000円から2,000円程度の保険料が必要です。)

 

コンテナ便を利用できる業者は?

 

コンテナ便を利用できる業者をウェブ参照から一部抜粋しておきます。

  • 日本通運
  • クロネコヤマト
  • アリさんマークの引越社
  • ファミリア引越サービス
  • さくらスマイル引越隊
  • はじめ引越しサービス
  • 八戸運送株式会社

 

スタッフの回答

アシスタント

コンテナ便は長距離輸送を得意とする業者や、大手で全国に支店がある業者であれば利用できるとこが多くなっています。

ただし、引越し先の駅からは同じ業者が配送するのでは無く、提携の業者が配送をする場合もあるため、見積もり時の確認が必須です。

 

コンテナ便のまとめ

 

以上、コンテナ便を簡単にまとめますと、

 

ヒント長距離の引越しは荷物が多いほど、トラックチャーター便だと高く付きますが、コンテナ便だと3分の1~半額程度は減額出来ます。

 

 

ヒントただし、ある程度の距離が無いと利用できない点と、荷物の到着にはある程度日数がかかるデメリットがあるという点を覚えておきましょう。

 

スタッフの回答

アシスタント

※デメリット部分だけを見ると利用を躊躇してしまうかもしれませんが、業者によって柔軟に対応できる場合もありますので、一社に絞らず色々な業者での見積もりを取られることをお勧めします。